会長あいさつ

暑中お見舞い申し上げます。

去る3月11日に東北、関東地方に発生した大震災によって被災されました皆様にお見舞いを申し上げますと共に、殉難の霊位に心からなる弔意を捧げさせていただきます。そうして福島原子力発電所の事故による被害に苦難の日々を過ごしておられる方々と共に一日も早く安穏の生活が回復されますことを祈念いたしております。
此の度の大地震は1000年に一度のことであり、原発事故も想定外のことと云われておりますが、人間が住み、行為ある所では、想定外のことも想定せねばならない事を知らされたことでありました。

目を海外に向けますと、2010年12月にチュニジアで起こった民主化運動(ジャスミン革命)に寄り政権が崩壊、続いてエジプトに波及して崩壊、さらにはリビア、シリアへと連鎖が及びつつあり、これらの現象も想定外のことと云えるのかも知れません。

扨て、今年もタイ国に於ける第8回国連ウェーサク並びに国際仏教徒会議にITRIの皆様400人と共に参加いたしました。世界85ヶ国から2000人の仏教徒が参集、今回は特にプミポン国王陛下の84才の誕生を祝う祝賀会が王宮寺院(エメラルド寺院)で行われました。
会議の最終日にはお釈迦様の大慈悲の精神に則り、持続可能な社会の発展に寄与することを目指すバンコク宣言が採択されました。
世界の混迷が続く中に於いて、釈尊の無限の慈悲の教えが広く浸透しつつあることを実感すると共に世界平和実現の手だてである世界連邦運動との一体感を強くしたことでした。

何卒皆様に於かれましては、ご健勝にて今後一層のご指導とご協力をお願い申し上げます。

平成二十三年盛夏 会長 叡南覚範
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